河原歯科 床矯正について

床矯正について

歯を抜かない、保存の立場の歯列矯正「床矯正」について

床矯正 床装置河原歯科では「床矯正研究会」に2000年から参加、床矯正治療による歯列矯正を積極的に取り入れてきました。
歯を抜かずに床装置という拡大装置を口の中に入れてあごを拡大、歯の並ぶスペースを作る方法です。

幼稚園に通うお子さんから、40歳代の方まで「歯並びがおかしいな?」と気づいたときや「健康的な歯並びにしたい」と思ったときにいつでも始めていただける矯正です。
また、歯列矯正は高額な費用がかかる。ということであきらめている方にも、比較的低費用での治療が可能です。

床矯正(しょうきょうせい)はヨーロッパで 広く行われている矯正の方法です。

床矯正 装置をつけた口元以下のような利点があります。  

・永久歯を抜かない
・自然に近い噛み合わせに導く
・コストが安い
・早期に治療が開始できる(5才から)
・噛む力をアップする
・装置の取り外しが自由にできる
・痛くない  

乳歯の時期にムシ歯を作らないように、一生懸命手入れを してきた子供たち。それが永久歯になり 歯が並ばないと言うことで健全な歯を抜歯して スペースを作り、矯正することにどうも納得がゆかない という方が増えています。
顎が小さいなら顎を広げてスペースを作ろう というのが床矯正の考えです。
アメリカの矯正が主流の日本ではまだ 広く普及していませんが、これからますます広がって ゆくことと思います。

床矯正 ブラケットをつけた口元一方、デメリットとしては

・細かい微調整がしにくいこと。
・本人にやる気がないと進まないこと。
・発音しにくい。(次第に慣れます)
・装置の紛失、破損。 

などがあります。最終的には歯軸をそろえるためブラケットを貼り形状記憶のワイヤーで固定する場合もあります。
すべては主役の患者さんの選択です。

詳しくは床矯正研究会のホームページをご覧下さい。

床矯正の費用について

オクルーザー初診料 30,000円 レントゲン、模型、写真、咬む力を計るオクルーザー(右の写真)等
(ただし相談のみは無料)
1装置 60,000円 負担が多くならないよう出来るだけ修理して使用します。
調整料 1,000円  

その他詳しくはお尋ねください。

また、治療ご希望の方は、必ずご予約の上お越し下さい。

 

当院での治療例(前歯の叢生) 11歳 治療期間は約1年です。

1.治療前
虫歯のないきれいな歯ですが、左上側切歯(前から2番目の歯)がねじれて内側に生えています。
一般の矯正歯科の場合、4番目の歯を抜いて歯が並ぶスペースを作りますが、床矯正では床装置であごを拡大して歯が並ぶスペースを作ります。

床矯正 床例 矯正前

2.床装置をつけたところ
上の歯に床装置をつけました。
患者さん自身に装置のねじを少しずつまいていただき、あごを拡大していきます。
装置は取り外しが出来ます。

床矯正 床例 床装置装着
3.床装置で拡大してスペースが出来ましたが、歯にねじれがあったため早くきれいに歯を並べるためのブラケットとワイヤーをつけました。
形状記憶合金の力で歯を動かしていきます。
これは取り外しができません。
床矯正 ブラケット装着

4.治療終了
健康的な歯並びになりました。
この後後戻りしないように、前歯で咬む訓練をしたり、リテイナーをつけていただく場合もあります。

床矯正 治療後

当院での治療例(反対咬合) 10歳 治療期間8ヶ月、現在も継続中です。

1.治療前
反対咬合(うけ口)です。このままではものがうまく咬めない、きちんと発音できないなどの問題が発生する可能性もあります。

症例反対咬合 治療前

2.床装置をつけたところ
ねじを巻き、上のあごを拡大しながら前歯を前に出します。

症例 反対咬合

3.治療終了
上の歯が下の歯に重なりました。
このままきちんと咬めるように訓練します。
早いうちに始めるほど期間も短くてすみます。

症例反対咬合 治療後